『おお、TOMOおつかれ。まあ座れ。』 編集長に言われ座ったが目の前に知らない中年の男が座っていた。 『はじめまして。スタープロダクションの星野といいます。』 その男はスーツから名刺を出し俺に渡した。 『プロダクションですか?』 『ええ、スタープロダクションはご存知ですか?』 スタープロダクションは有名芸能人が所属していて知らない人のが少ないだろう。 『まあ有名ですから。』 『そうですか。実は君の写真を見て実際に会って見たくてね。やっぱり思った通りだったよ。君俳優として出る気ない?』