そして1日の授業が終わりあたしと理子は急いで帰る支度をした。


『理子このリップの色変じゃない?』


『ううん、可愛いよ。』


あたしたちは学校のトイレに行き念入りに化粧をした。


それはまるで憧れの有名芸能人に会うかのようにまだ会ったこともない作家のためにお洒落をして気合いを入れる。