『はい、良かったな。』 駐車場でさっき買ったあたしの本を渡してくれた。 『ありがとう…ヒクッ』 あまりの感激で涙が止まらないのに 『お前の作品はみんなに感動与えられる作品なんだから…自信もてって。』 先輩が追い討ちをかけるように嬉しい言葉を言ってくれる。 『ぜぇんぱ〜い…ヒクッ』 涙いっぱいの顔を先輩に抱きつきぬすりつけた。