『お前俺に惚れてんだろ?』 先輩はあたしを包み込むように抱いた。 『惚れてるよ、悔しいけど…すっごく…』 すっごく好きだよ。 女ったらしだけどすっごく頑張ってる男らしさがすごく好き。 『俺もすっげぇ好きだよ。もうお前泣かせたりしねぇから俺の彼女になってくれる?』 あたしが頷くと先輩はそっと唇にキスをした。