『俺の愛しの桜子ちゃんに手だそうなんて100年早いんだよ。』


バコッ…


直人はそういいながら一樹を殴り一樹は直人を睨んだ。


『お前がその気なら俺が真悠子襲っちゃおうかな?』


直人の言葉に何も言えなくなりチッと舌打ちしてその場を去った。


『直人…ありがとう。』


『お前のためじゃねぇよ。俺の愛しの桜子ちゃんのため。』


そうだった。


俺は直人に負けたんだった。