「もしもしハート出版社ですが…二宮さんようやく繋がりましたよ。」 「はい?」 「あれ?おたくは?」 「あの…あの兄ですけど」 「お兄さんですか。実は二宮さんの携帯小説が凄く人気がありまして読者から本にして欲しいということなのでこの度出版の話をしたいと思ってメールや電話をしてたんですが。」 先輩が兄のふりをして聞いてくれた内容は出版話だった。