しばらく 真っ暗の海を眺めてぼーっとして まだ 少しふらつく頭をおさえて 布団に横になる 夜の潮風は 昼の潮風と違って 磯のにおいが 少しキツい それに 少し肌寒い アタシはあえて パンツ一枚になって 少し厚めの掛け布団をかけて寝る 見慣れた天井のシミを数える いくら数えても12コ 眠れない 何度 天井のシミを数えても 風鈴の涼しい音色を聞いても 眠れない