草食系鈍感彼氏の射止め方

--------------

アタシは家に帰っても落ち着かなくていつか電源が入るかもしれないと電話をかけ続け
それからメールもたくさん送った。



「その電話はアタシのです。
返してください」


でも結局、
夜中の0時すぎてもつながることもなくアタシはその携帯を持ったままいつの間にか眠ってしまった。




………？




何の音？

あぁ、アタシ携帯持ったまま寝てしまったんだ…。


携帯がバイブレーションとともにキレイに光っている。


そして半分寝ぼけていたアタシはついその鳴ってる携帯に何も考えず出てしまった。