そうは言っても彼はテニス部に所属していて毎日かなり忙しく過ごしている。 だからなかなか時間が合わなくて彼から連絡がきたらアタシはどんな用事が入っていても必ず響との約束を優先するようにしている。 だからこのメールを見たとき嬉しかった。 丁度、地下鉄が駅に着き電波が3本になる。 そして 「行きたい」 アタシは早速そう返信した。 でも。 時々、考える。 アタシって落語込みで一緒にいるって感じなのかなぁ…。 もしアタシが落語好きじゃなかったら…。 止めとこ。 暗くなる。