アタシは地下鉄の中で着信履歴とメールを確かめた。 電話は美月から。 メールは…。 あ。 響からだ。 「週末の落語奉納行かへんか?」 実はアタシには落語を聴くっていう女子高生にしては珍しい?趣味がある。 お父さんがもともと好きでよくテレビやCDを聴いていた影響で。 それまでアタシのまわりの周りでは落語聴くのが好きなんていう人はいなかったから生で聴きに行きたいなと思ってもダレも相手にしてくれなかった。 だから普段はいつも好きな噺家さんのCD聞いたりテレビ観たりして過ごすくらいだった。