あ…。 いつの間に眠ったんだろう。 アタシに毛布がかけられていた。 そして外はだいぶ明るくなっていた。 隣には遼ちゃんはいなかった。 辺りを見ると彼は隣の部屋で座布団を枕に眠っていた。 アタシはそっと起き上がりそのまま座り込んだまましばらくぼうっと過ごしていた。 結局、 迷惑かけただけで。 何も言えなかった…。 なーにやってんだか、アタシ。