今晩電話するって言っておいて結局2日後ですか! アタシはこころのどこかで嬉しいって思ったはずなのに怒りでいっぱいにしてその気持ちを打ち消した。 アタシはそっとリビングから自分の部屋へ移動した。 「すいません、 電話するって言いながら遅くなってしまいました」 また謝ってる…。 アタシはなんだか可笑しくなって 「いっつも謝るところから会話始まってへん?」 と笑いながら言った。 「そうですか…?」 ホッとしたように彼も答える。