翌日になってもアタシの落ち込みはとどまるところを知らなかった。 学校に行ってもぼんやり。 胸元に手をやってみてもロザリオの感触はない。 あーあ。 出るのはため息ばかり。 そんなとき携帯に佐々布さんからメールが入った。 「なんやねん…もう」 アタシはひとりボソっとつぶやきながら内容を確認した。 Sub:佐々布です ・・・・・・・・・・・・・ 今日、時間があったら会えませんか? 夕方5時に昨日と同じ出町柳の賀茂大橋のところで待っています。 都合が悪ければ連絡ください。 --END--