「シオ、ですか?」 「えぇ、そちらのほうが、響きが好きです。シオさん、とお呼びしたいわ」 飛鳥は、はっ、と口元に手をやった。 「初対面なのに、馴れ馴れしかったかしら?ご気分、害されました?」 「いえ……」