隔壁を開けたまま見ていた僕は、凄まじい爆発と爆風で吹き飛ばされた。


ドーソンさん?



ひょっとしたら、少し気を失っていたのかもしれない。


隔壁が閉まっている…


ドーソンさぁーん!?

隔壁を開けた!

箱は、影も形もない!煙りの中に火花が見える…

下?


おそるおそる、下を覗き込んだ…



認識信号が…ないよ…



ワケわかんねえクズみたい残骸が火を吹いて……時々小さな爆発を……
機体…わかんねえよっ!ドーソンさんの形すらわかんねえ!



罠を張られたんだ…
僕らの持っていた情報とは、明らかに違っていた…


ボス…チャミリ…
二人も…!!