「クレープなら向こうに出店がありました〜」
安田をエスコートするブル田、幸せそう。
幸せそうに、安田の手首を握り走り出す。
「………」
…手首を握った?
「っブル田ぁ!?!」
走り出したブル田と安田を叫んで止めた!
今!安田に触ってたっ?!
呼び止められたブル田は、ビクっと身体を震わせてから、転んだ…。
「何事だぁっ!!驚くだろう!」
驚いたのはこっちだ!
「お前!今、安田の手首を握ったよな?!」
信じられねぇ…ユーレイだぞ?安田は。
ユーレイに触ったんだぞ?
そんな事かと、ブル田はため息をついた。
立ち上がり、服についた砂を払いながら説明する。
「別に驚く事ではない。触れようとすれば触れる事はできる」
マジ?…俺、全然触れないぞ?
「ブル田は普通にいつも触ってたよ?」
安田も知ってた!
「ユーレイに触るってできないんじゃねぇの?普通」
「阿保か?貴様」
今度は阿保呼ばわり。
「触れないと思うから触れないだけだ。物体としてのこだわりがあるから触れないのだ」
物体としてのこだわり?
「人間も肉体から離脱すれば、幽体だろう」
「まぁ…」
そうだけど。
安田をエスコートするブル田、幸せそう。
幸せそうに、安田の手首を握り走り出す。
「………」
…手首を握った?
「っブル田ぁ!?!」
走り出したブル田と安田を叫んで止めた!
今!安田に触ってたっ?!
呼び止められたブル田は、ビクっと身体を震わせてから、転んだ…。
「何事だぁっ!!驚くだろう!」
驚いたのはこっちだ!
「お前!今、安田の手首を握ったよな?!」
信じられねぇ…ユーレイだぞ?安田は。
ユーレイに触ったんだぞ?
そんな事かと、ブル田はため息をついた。
立ち上がり、服についた砂を払いながら説明する。
「別に驚く事ではない。触れようとすれば触れる事はできる」
マジ?…俺、全然触れないぞ?
「ブル田は普通にいつも触ってたよ?」
安田も知ってた!
「ユーレイに触るってできないんじゃねぇの?普通」
「阿保か?貴様」
今度は阿保呼ばわり。
「触れないと思うから触れないだけだ。物体としてのこだわりがあるから触れないのだ」
物体としてのこだわり?
「人間も肉体から離脱すれば、幽体だろう」
「まぁ…」
そうだけど。



