村上は、面白いもの好きの面白い奴で、すぐテンションが上がる。
光はどちらかと言うと、おっとりした奴だ。
対象的な二人だが、一緒に居れば居るで面白い。
友達って、そんなもんなんだろうなと思う。
「ぜって―遅刻かと思った!チャリでかっ飛んで来た!」
安田が、もっと早く起こしてくれりゃあなぁ。
「つーか案外、いつも通りだよな。圭介」
光が肩をすくめ、遠慮がちに言った。
何が?
「安田葉月。死んで一週間だろ?幼なじみだったし、落ち込んでるかと思ったからさ」
安心したけど、と光は笑った。
落ち込むねぇ……。
だって、安田いるし。
落ち込む暇も無かったし。
知らない、つーか見えない奴には分かる訳ないよな。
俺もフツウに落ち込んでたけど、帰ったら安田が居て「お帰り〜」だもんなぁ。
有り得ない展開に、こっちの方が大変だったよ。
「いや…あいつ、明るい奴だったろ。いつまでも落ち込んでると呪われそうじゃねぇ?」
本当は、同居を断ると呪われるんだ。
「だよな!明るくてかわいかったのに」
村上?…知らねぇって怖いな。
「まぁ、俺もフツウに落ち込んではいたけどな」
光はどちらかと言うと、おっとりした奴だ。
対象的な二人だが、一緒に居れば居るで面白い。
友達って、そんなもんなんだろうなと思う。
「ぜって―遅刻かと思った!チャリでかっ飛んで来た!」
安田が、もっと早く起こしてくれりゃあなぁ。
「つーか案外、いつも通りだよな。圭介」
光が肩をすくめ、遠慮がちに言った。
何が?
「安田葉月。死んで一週間だろ?幼なじみだったし、落ち込んでるかと思ったからさ」
安心したけど、と光は笑った。
落ち込むねぇ……。
だって、安田いるし。
落ち込む暇も無かったし。
知らない、つーか見えない奴には分かる訳ないよな。
俺もフツウに落ち込んでたけど、帰ったら安田が居て「お帰り〜」だもんなぁ。
有り得ない展開に、こっちの方が大変だったよ。
「いや…あいつ、明るい奴だったろ。いつまでも落ち込んでると呪われそうじゃねぇ?」
本当は、同居を断ると呪われるんだ。
「だよな!明るくてかわいかったのに」
村上?…知らねぇって怖いな。
「まぁ、俺もフツウに落ち込んではいたけどな」



