8月2日、晴天。
安田が言うには今日は…。
「海の日!!」
だそうだ。
村上と光とは、海の前にある停留所で待ち合わせをしている。
そして俺と安田は、駅前でブル田を待っていた。
待ち合わせは午前9時15分。
はしゃぐ安田に引きずられ、20分前に到着してしまった。
わかりやすい様に、駅の入口で座ってブル田を待つ。
暑い…。
安田は暑さを感じないらしい。
いいなぁ。
「安田、ビキニ着ないのか?」
「ビキニ?そりゃ着たいよ」
安田はずっと、死んだ時の服のまんまだ。
学校の制服。
海に制服って味気無ぇ。
「着たいなら着ろよ」
「じゃあ圭ちゃん、私の仏前にビキニ置いてくれる?それなら着れるけど」
安田の仏前に?
ちょっと想像してみる。
安田の家ヘ行き、安田の部屋からビキニを探して引きずり出す。
それを仏前に飾る。
線香を上げて、安田が着てくれます様にと手を合わせ祈る俺……。
「変態っぽいな!!」
「でしょ?」
大体そんな俺を、安田の両親は、おじさんとおばさんはどんな目で見るのか?
警察呼ばれそう…近所を歩けなくなる!
絶対に嫌だ!!できねぇ!
安田が言うには今日は…。
「海の日!!」
だそうだ。
村上と光とは、海の前にある停留所で待ち合わせをしている。
そして俺と安田は、駅前でブル田を待っていた。
待ち合わせは午前9時15分。
はしゃぐ安田に引きずられ、20分前に到着してしまった。
わかりやすい様に、駅の入口で座ってブル田を待つ。
暑い…。
安田は暑さを感じないらしい。
いいなぁ。
「安田、ビキニ着ないのか?」
「ビキニ?そりゃ着たいよ」
安田はずっと、死んだ時の服のまんまだ。
学校の制服。
海に制服って味気無ぇ。
「着たいなら着ろよ」
「じゃあ圭ちゃん、私の仏前にビキニ置いてくれる?それなら着れるけど」
安田の仏前に?
ちょっと想像してみる。
安田の家ヘ行き、安田の部屋からビキニを探して引きずり出す。
それを仏前に飾る。
線香を上げて、安田が着てくれます様にと手を合わせ祈る俺……。
「変態っぽいな!!」
「でしょ?」
大体そんな俺を、安田の両親は、おじさんとおばさんはどんな目で見るのか?
警察呼ばれそう…近所を歩けなくなる!
絶対に嫌だ!!できねぇ!