ふうん、私はそれだけ言う。 「いつも女遊びしてる亮には良い地獄を見たんじゃないの?」 皮肉じみた言葉を亮に返した。 「お前なぁ…。地獄に良いも悪いもないだろ。」 亮はこっちを睨む。 秋矢はクスクスと笑っている。 「確かにな。」 「でしょう?」 私は時計を見た。 連ドラの時間だったからテレビを点けた。 「女遊びっつったってなぁ…。」 「まだ言うかよ。」 亮と秋矢の言い争いを放って、テレビを見る。