白雪姫と毒リンゴ


クリスマスとはミスマッチなカレーを食べ終えて私達はトランプをやっていた。

「秋矢って、数学苦手なの?」

何を急に、と私の言葉に秋矢が反応した。

「だってさっき、二時間ぶりって言ってたじゃん。」

「だって二時間ぶりじゃん。」

亮が隣で口を挟む。

「少なくとも六時間以上ぶりだもん。」

反論する。

「商店街のとこで一回会ったから。」

淡々と説明する秋矢。

「知ってたの?」

意外な言葉に素っ頓狂な声が出た。

残るはダイヤのエース。

「こっち見てんのに、雪姫は話しかけないしな。つか、見てんなら助けろよ!!」