「…。」

「何。」

防寒着を身にまとう、男子2人。

「お前、マフラーくらいしろよ。」

亮は自分のマフラーをとって、私の首に巻き付けた。

「いらないよ、死ぬっ。」

とゆーか、首を締められている。

「見てるこっちが寒いっつーの。」

亮は言う。

呆れたように秋矢は、溜め息をついている。

「いらないって。てか、亮と秋矢はクリスマスの集まりがあるんでしょう?」

こっちが溜め息をしたいくらいだ。

「クラス会みたいなもんだろ?雪姫は来ないのか?」

秋矢は問う。