亮は言葉を詰まらせた。 「雪姫は?」 秋矢に聞かれる。 「え?」 「雪姫はいつまでも一緒に来れる自信ある?」 ーー自信。 私はリンゴ飴をガリッと噛んだ。 「ある。もし、引っ越しても来るし。入院してても抜け出す。」 言ったら、笑われた。 「すっげー自信。」 亮は言う。