愛子が私に目で合図を送る。 それは、“早く扉を開けろ!”ってことだっていうのは、 いくら私が鈍感な女でもわかる。 躊躇はしたものの、こんな匂いの元がどうなっているのか見てみたいという、 私の愚かな好奇心が頭をもたげる。 絶対に後悔するだろうと思いつつ、 (なのに、どうしてやっちゃうのか?) 私は扉に手をかけ、ゆっくりと開いた。 そこには--。