階段を上りきったところで、すでに異変が始まった。 んん? 明らかにくさい。 が、うっすらと何かおかしいという、 ひょっとして自分の体がどこか臭っているのか? といようなくささだ。 嫌な予感がよぎる。 そもそも、突然私の部屋におしいるくらいだ。 由美はともかく愛子の性格は、どう考えても大人しい部類ではないはずだ。 その愛子が一人で行けない部屋。 私、もしかしてこれ以上ないくらい間違った選択をしたんではいのか。