あんな人が私を好きって言ってるなんて 今でも信じられない だけどそれは昴君だって同じ 全国大会には毎年常連校として紹介されてる バスケ部のエースで 誰からでも好かれる性格 学校の中で昴君を知らない人なんてきっと居ない そのくらい有名な人 そんな二人から好きだって言われて 迷ってる私は 端から見たら幸せ者なんだろうな… そんな事をボンヤリ考えてると 校長先生の話しも祝辞も終わってた 「それでは、今から体育祭を始めます!!」 掛け声と共に運命の体育祭がスタートする