「は?」 ちょっ、転校早々サボる気かね涼太君? 《いや、だめだよ。用あるなら今、これで教えて》 走り書きが汚いのは気にせず紙を返す。 ……何故顔が赤い涼太君。 私の方が赤面状態にいるんですけど。 これでも必死に我慢中だよ! ……落ち着け私。