すると、僕はふと仔犬を見て、まさかなと思いながらも昔、和也が話ていたことを思い出した。



「おばあちゃん、もしかしてこの仔犬、最近事故にあってない?」



何気なく訊いてみた。



「え?なぜ知ってるのかい?」



「え?本当に!?」