ストリートライブを終え、僕たちはそこから少し歩いたところにある小さな公園のベンチで休憩をしていた。 「ねぇ、彩夏、なんで人間は生きているんだと思う?」 「全ての人間に夢があるからじゃない?」 「でも、夢がない人間もいるよね?」 「人間の夢って生きていればなくなることなんてないと思うの。将来、なにかになりたいとか、したいといった夢があるじゃない?」 「うん。」 「一般に夢っていうことはこういうことを言うんだろうけど私が思う夢っていうのはいくらでもあると思うの。」