「おはよ♪」



歯を磨きながら和也は健やかな笑みで言った。



「おはよう。」



僕は重たい口を開く。



「今日、暇だろ?なんか食べに行こっか?この前言ってた焼き肉屋に行こうか?」



僕は自然を装う。



「は?今日、俺が何をする日か知ってんでしょ?寝ぼけてんの?」