僕は小指を立て彩夏に促した。 彩夏は恥ずかしそうに自分の小指を僕の小指に絡ませた。 「約束な。」 「約束ね。」 今日も、彩夏の秘密は分からなかったけど嬉しかった。 再びギターを始めると言ってくれたのだから。