あるすっごく天気がよかった日のコト。 「いい天気だなぁ~」 「気持ちいいくらいだなぁ~」 スッキリ晴れた空をみて、タロとジロはあくびしてた。 みんなは、野原の草の上で寝転がった。 もちろん、ぼくも。 「綺麗な晴れ空ね」 そう言ったシロに、ぼくは「うんうん」と頷いた。 あれからだいぶ経つのに、ぼくはまだ声が出ないままなんだ。 .