エイトを初めて見たのは、
中学の入学式の時だった。
体のわりにはまだ大きな制服。
ついこの前まではランドセルを背負っていたのに、
今日からはみんな同じ真新しい制服に身を包む。
慣れなくて違和感しか感じない。
おまけに長くて退屈な校長先生の話。
あたしはまだ見慣れない体育館を見渡していた。
そして、あたしはエイトを見つけてしまった。
明るい茶色の髪。深い茶色の目。
ダルそうにあくびをしながら、
今にも眠ってしまいそうに見えたエイト。
その仕草があまりにも可愛くて、気になって、
なぜだかエイトをずっと見ていたいって思った。
これが始まり。
それは完全なあたしの一目惚れだった。
中学の入学式の時だった。
体のわりにはまだ大きな制服。
ついこの前まではランドセルを背負っていたのに、
今日からはみんな同じ真新しい制服に身を包む。
慣れなくて違和感しか感じない。
おまけに長くて退屈な校長先生の話。
あたしはまだ見慣れない体育館を見渡していた。
そして、あたしはエイトを見つけてしまった。
明るい茶色の髪。深い茶色の目。
ダルそうにあくびをしながら、
今にも眠ってしまいそうに見えたエイト。
その仕草があまりにも可愛くて、気になって、
なぜだかエイトをずっと見ていたいって思った。
これが始まり。
それは完全なあたしの一目惚れだった。