ついに迎えた土曜日。 あの日出来なかった、誕生日のやり直し。 昼の1:00に、宮田さんが迎えに来てくれる。 誕生日の本番はもう過ぎたのに、今日がホントの誕生日の気がする。 ベランダを見ると、スズメが2羽止まっていた。 「私と宮田さんみたいね。クスッ。」 ※恋する乙女は、皆こんな勘違いはしない。 もうすぐ宮田さんが来る。