誰にも言えない!




ドカッ


「馬鹿野郎、若頭が弛(タル)んでてどうするんだ!!」


青筋たて、怒り狂う慈郎は赤木の腹を蹴る。


それを見てあたしは溜息を吐き、重い腰を上げた。



「慈郎、もういい時間がない。赤木、明日の朝までに改善策をあたしに提出しろいいな?」


慈郎はあたしの声にピタリと動きを止め
その場を離れる。


「はっはい!!申し訳ありませんでした。」