「ここ数ヶ月の数字が、若干だが右肩下がりになってる。この改善策を聞かせてくれ。」 だが、慈郎の言葉に重い沈黙が流れ、幹部らは黙り込んだ。 その状況に慈郎の表情は段々と険しくなり、側にあった椅子を壊れるくらいに蹴り倒した。 「お前ら口がねぇのか? 答えろ!!」 怒鳴り散らす慈郎は、周りを見渡すと、赤木が椅子から立ち上がった。 「ほ、本部長…申し訳ありません。改善策につきましては、まだ未詳です。なのでお時間をい…」 バンッ!