余したお金の使い道に困った私は、洋服の量販店(略してユニクロ)へと立ち寄ることとなる。 その場所で。 「……あら、委員長じゃないの」 我がクラスメイトたちの総帥を務める、御園ハクとエンカウントする。 みその、はく。 えらく変わった名前だという第一印象が、記憶の片隅にうずもれていた。 「こんなところで、なにをしているのかしら」 「ダウンをね、買いにきたんだよ」と苦笑を浮かべる御園ハク。片手にはジャケット。彼の顔立ちにしては地味すぎるコーディネイトだった。