「…ってかさ!!何が菅原のものなの??」

「…はぁ??…お前って鈍感だろ!?」

「!!はッ??は??ちッちがうよ!!」

ぐいっ
ぎゅッ
「…お前。」

…今の状態を説明しますと
腕を引っ張られて抱きしめられて
お前??
お前、おまえ、オマエ、私?!
えぇぇえぇぇー
1人で自分の世界に入ってたから
近づいてくる顔に気づかなかった。

ちゅっ。
「……///!!なッなにすんのよ!!」

「自分の世界に入ってたのが悪い。」

「ってか俺、お前に好きって言わしてやるから。」

「…ぇ??///」

「まぁ。すぐ言わしてやるけどな。」

「//////」

ちゅっ。
「帰るぞ」

(///なんでいちいちキスすんのよ。)

暗くなった校舎
誰も居ない教室…。
…私お化け嫌いなんだよね…。
菅原が隣に居てよかった…


ガタッ
「きゃああ」
ぎゅッ
怖すぎて思わず抱きついてしまった。