私は川北渚KawakitaNagi
友達との買い物の帰りなんだ♪
いっぱい買っちゃってルンルン気分♪

「帰ったらもう一回服着てみよぉっと」

ってスキップしながら帰ってたら
急に腕を掴まれた。

「?!」

「君可愛いねぇ♪俺と一緒に遊ばない??」

「……結構です。離してくださいッ!!」

「そんなこと言わないで。ね??遊ぼうよ。」
と言ってグイグイ引っ張ってくる。

「離してッ!!お願い…」

「いいからいいから♪」

「ねぇ。これ俺の連れなんだけど。」

「??」

「…チッ。男連れだったのかよ。」
と言ってアッサリ離してどこかへ行ってしまった。

「…ありがとう。助かりました。」
ふと助けてくれた人の顔を見たら

(!!カッコいい///)
やばい。惚れるわぁ…。
こんな人学校に居たらいいのに…
なんてみつめてると 

「じゃ。俺急いでるから。」

「…!!ゴメンなさい。さっきはありがとうございました。」

タッタッタッ
さっきのイケメンは走って行ってしまった。

(かっこよかったなぁ…。
 名前ぐらい聞いとけばよかった…)

「あッ!!お母さんが怒るんだった!!
 帰らないとッ!!」

それから家に帰った私はすっかり
そのことを忘れてた。