「みーちゃんは好きな人いないの?」
「ええ」
みーちゃんはアッサリ顔で答えた
「え~?何でぇ!?」
「他人に興味がありませんので」
「じゃあどうしてデータファイルとかMI6とか呼ばれてるの?」
「さあ。私が決めたことではないので」
みーちゃんは軽く首をかしげた
本当に不思議なコだなぁ…
「?どうしました?」
「うっううん!!なんでもないョ!!」
アタシがどもっていると、ユウがアタシ達を呼んだ
「二人ともおっそーい!!早く早く!!」
「あっ」
「行きましょう!」
みーちゃんはアタシの手を引いて、一目散にユウたちのもとへと向かった