「悪かったって」 和良に頭を下げる十座。 それを少し離れたところで見ている天寺。 今日,十座は和良との約束を忘れ,天寺とキャッチボールの約束をしてきたのだ。 彼女が怒るのも,無理はない。 「ごめんね,姫来さん」 「んーん。悪いのはこいつだから」 彼女は寝に持つタイプらしい。 「十座のばぁか」 小さく呟く。 「なんだって」 「十座のばぁぁぁかっ!」 さすがに怒った十座。 和良に向かって歩き出した。 「十座!!」