先行は,羽陽学院。

先頭打者が,打席へ向かう。

「先頭出ろよ!」

十座が声をかける。
それに応えるかのように,七球粘った後。

見事なセンター前ヒットを放った。

「ナイスバッチィ!」

ほぼ同時に,ベンチがわいた。

「続けよぉ!」