シートノックは十座が行う。 きちんと,叫んだところに球は飛んでいく。 それをきっちり捕球し,送球する。 球は相手のグラブに収まる。 心地よい。 その動きは,リズムに乗って,踊っているようだ。 「ショート!これくらいの球捕れなくてどうすんだ!落としても,誰も責めねぇから。体で止めろ!!もう一本!」 昨年の主将・聖名の言っていた言葉とよく似ている。 主将になったけとで聖名の気持ちがわかり,次第に自分も,聖名のような主将になっていた。