【長編】sadist and masochist love stories

みんなで食べ始めたごはん。


「みなみ、母さんの料理うまいだろ?」


「うん。
いつ来てもおいしいよね。
陽生が羨ましすぎ。」



俺は、軽くジョブ的要素でみなみに言った。


「ねえ。
いつもこんななの?」


俺に父さんの同僚の女の人が話しかけてきた。


たしか、佐々木さんだっけ。


「ここまですごくないですけど、近いものはありますかね?」


「そうなんだ。
課長じゃなくてお父さんとお母さんって仲いいの?」


なかなか積極的だな。


「仲いいですよ。
子供がウザいと感じるぐらいにラブラブですよ。」


俺は、呆れるように言った。


「そうなの?」



どんどん元気がなくなる佐々木さん。


自信をなくしたのかな?


完璧な母さんだから。


「近いうちにもう一人、弟か妹が増えそうな予感ですし。」


「えっ?」


「母さんが言ったみたいで。」


「ふ〜ん。
お父さんは?」


一瞬、妖しい笑みを見せた佐々木さん。


「ホントは、嫌みたいですよ。」


「へぇ〜。」


佐々木さんは、自信を取り戻したみたい。