「あのさ、また会ってくれないかな?」 秀行君が改札の手前でそう言ってくれた。 ―秀行君もそう思ってくれたんだ♪― あたしは嬉しかった。 「うん。あたしも秀行君とまた会いたいよ。」 それからあたし達はお互いの電話番号を交換した。