二回戦終了したくらいには夕方になって、あたし達は帰ることになった。 ボーリング場の下まで降りてから、雅樹君が、 「秀行。ここで解散しよう。俺は唯を送っていくから、秀行は理穂ちゃん送っていってあげて。」 「わかった。」 えっ?!送ってくれるんだ。まだ秀行君と話していたかったあたしは嬉しかった。