「意識が戻ったよ!」


明け方6時。


辺りはもうすっかり朝になっていた。


朝日が眩しいほど廊下を照らしている。


私と桃威はお母さんの声で目覚めた。


いつの間にか寝ていたらしい。


それでも急いで翔太の病室へ向かう。