「…俺が、これから理香を守っていきたい」


え…??


「付き合ってほしい、俺と」


今、何て…


「ダメ…か?」


私は翔太の胸の中で首を振った。


「ううん、私も翔太が好き…」


翔太の腰の後ろに手を回し、私も抱きしめた。


「好きだ、理香…」


「私も好き、翔太…」





お互いの愛を確認し、私は幸せだった。




保健室の前に人影がある事を知らずに……