幸人の言葉にきょとん・・・ としていたのはあたしだけじゃなかった 周りの選手も監督でさえもびっくりして みんな声がでない ただ一人、あたしと幸人のことを 紹介してくれた、一ノ瀬グループの人だけ 精一杯の拍手をしていた。 それにつられて、だんだんと拍手が 増えてくる・・・・ 「ありえないでしょ・・・・・」 下を見て、ボソッとつぶやくあたし 「それがありえるんだよな・・・ 一応俺も、一ノ瀬家の人間だし・・・」 マジであんたって人は!!