とかなんとかで、
一年生二人三脚の時がきた。
出場者召集場所に行くと、
俊介があたしに向かって
大きく手を振っていた。
「わっはっは、赤田〜どうするよ、本番来ちまったぜ〜!」
あらかじめ言っておこう!
あたしたちは、
男女だったので何だか練習がイヤで
練習をしないでいたので、
ぶっつけ本番
なのである!
「なんとかなるっしょ!あんた右足からね、右足。」
「オッケー、じゃあ足結ぶぞー」
俊介を見て、ふと
同い年、
という言葉を思い出した。
「ノリノリだね。」
あたしは無意識のうちに聞いていた。
「だって、赤田となら一位じゃん。」
俊介があまりにも
無邪気な笑顔で言うから…
あたしは不覚にも
俊介にときめいてしまった。
「赤田、ゴリラみてえだし!」
この言葉さえなければ!
一年生二人三脚の時がきた。
出場者召集場所に行くと、
俊介があたしに向かって
大きく手を振っていた。
「わっはっは、赤田〜どうするよ、本番来ちまったぜ〜!」
あらかじめ言っておこう!
あたしたちは、
男女だったので何だか練習がイヤで
練習をしないでいたので、
ぶっつけ本番
なのである!
「なんとかなるっしょ!あんた右足からね、右足。」
「オッケー、じゃあ足結ぶぞー」
俊介を見て、ふと
同い年、
という言葉を思い出した。
「ノリノリだね。」
あたしは無意識のうちに聞いていた。
「だって、赤田となら一位じゃん。」
俊介があまりにも
無邪気な笑顔で言うから…
あたしは不覚にも
俊介にときめいてしまった。
「赤田、ゴリラみてえだし!」
この言葉さえなければ!


