妙ちゃんの気持ちを知ってから
なんだか嬉しいような複雑な


日向と接することに少し遠慮をしてしまう。



そんなある日、
ヒロがいきなり合コンの話を持ち掛けてきた。



「わたしとシューヤの主催でフリーな子数人誘って合コンやろうと思うんだけど、もちろん夢恵はくるよねっ!?」


「えっ?合コン??..えっと私は..」


「はぃ決まり!!」


「えっちょっ、ちょっとヒロ〜〜。」


「夢恵は断る理由なんてないじゃない。日向と別れてフリーだし、別に好きな人がいるってわけじゃないんだし?」


「そうだけど〜。合コンなんてどうしたらいいの?」



今まで合コンなんて垢抜けた場所は無縁だった。

でも、楽しそうかな。



なんでもいく価値はあるかもしれない。



「夢恵いこうよ!」


「え?妙ちゃん?妙ちゃんもいくの?」